Birthday Cake
子供の誕生日には、学校にケーキを持って行く習慣があります。
自分のクラスメート全員分を持って行って配り、一緒に食べてHappyBirthdayを言ってもらいます。
インターナショナルスクールに限らず、オーストラリア、アメリカ、カナダ、或いはヨーロッパの国々でも、同じような習慣があると聞きました。 地域差や校風にもよるのかもしれません。
こちらは、我が家がある年手抜きで持って行ったもの。
日本製のカステラに、マジパンで飾りを置いただけです。
例年作っているのですが、その年は一時帰国直後で疲れていたので、つい。
カステラは大好評で、結果的には大変良かったです💓
日本のカステラは美味しくて、どこの国の方にも好まれます。
ケーキは、クラスにアレルギーの子さえいなければ比較的自由に何でも持って行って大丈夫、かなり華やかなデコレーションケーキを持ち込む子もいます。
香港やシンガポールは、金融都市だけに富裕層のお子さんも多数いらっしゃり、大変高価であろう巨大なキャラクターケーキが運び込まれ、ご家庭から派遣されたと思しき係りの方が先生に代わってカット、お皿に盛りつけて子供たちに配ることもしばしば。
そんな大金がかかるのは、我が家には無理ですが、子供が「あれがいい!」って言うことも無く、私の用意するものをニコニコと喜んでくれたので、助かりました。
うちの子に限らず、よそと比べて文句を言う子は、見たことがありません。 「ひとと自分は違う、家庭環境、方針、様々だ」ということが、当たり前に身に付いているようでした。 日本の学校、幼稚園、保育園だと「差がついては可哀相」と、お弁当さえもキャラ弁禁止にしたりすると聞いたことがあります。 でも、各家庭で様々な違いがあるのは、当たり前のはず。 大豪邸に住んでいる子、ホテルのレストランを貸し切ってバースデーパーティする子、色んな子が居ましたが、ちょっと羨ましいけれども、同じ生活が出来ないからって自分が不幸なわけではないですよね💦
さて、学校のケーキに話を戻して。
ホールケーキを切り出すのは、その分手間がかかるため、先生によっては「カップケーキなど、配るだけで済むものにしてください」と指定があることも。
派手な色彩のケーキが多く見受けられがちではありましたが、そういう添加物を好まないで、「なるべくシンプルに! お砂糖も少なく!」と仰る先生も。。。
私はヘルシーケーキ指定の時はプレーンシフォンケーキをココナッツシュガーで焼いて持って行きます。 うちの子はイージーなので文句も無く、それはそれで楽で好きでしたが、なかにはあからさまにガッカリする子も居て、難しいところでした。
ヘルシーな方が望ましいのは確かですが、せっかくお誕生日なのだから、子供が笑顔になるものを用意してやりたい、、、と、思う気持ちもとてもよくわかります。
こうして様々なアイディアを検索して、ひと月も前からプランを練るのですから。