海外引越し。日本からシドニー。
日本からの引越しは比較的楽だ。
日本には家があるから。
持ち切れない品物は置いていけるし、ギリギリまで泊まれる。
外国から外国の引越しだと、全てを処分し、最後はホテル泊になってしまうから、慌ただしいことこの上ない。
母が老後を過ごす家でもあるから、売ることは当面考えていない。
本格的に移民しても、私も子供たちも、日本に物件が無くなるのは嫌だし、別荘扱いでも、出来れば維持したい。
このご時世に贅沢なことだけど、売ったところでたいした金にはならないし、いいのだ。
トランクに適当に服を詰め込んで行く。
経験上、物は輸送代の方が高くつく。
船便出して、受け取る頃には当座のものなんて買ってしまっているだろうし。
身の回りの品なんて、最低限で暮らせばいい。
やけに多いトランクと、子供ふたり抱えて羽田からカンタスに飛び乗り、狭い座席に耐えて一晩を過ごした。
慣れても慣れないロングフライト、エコノミー大嫌いだけど、ビジネスに乗るのは勿体無くって💦
着いたら早朝。
空港はマキシのタクシーが多くてよい。
夫が安いからと選んだサービスアパートメントは、広いだけでイマイチ。 掃除も行き届いてはいなくて、疲れた身体と神経に障る。
だがそんなことはどうでもよい。
連絡しておいたエージェントと合流して、早速インスペクションへ。
住まいを探さなきゃどうにもならないもんね。
学校が荒れて無さそうなあたりへ。
うちの男児はそんなに乱暴なタイプではないけど、それでも学校に通えば、思わぬゴチャゴチャはある。 原因は様々。 みんな我が子が可愛いし、色んな人がいるから、仕方がないのかもしれない。
でも出来れば、平和で常識的なコミュニティに入っていたい。
シドニーに移住? ぷち留学? その理由。
子供2人連れて、とりあえずシドニーに住む。 夫が居て、諸々の費用を稼いでくれるとは言え、「とりあえず」海外引越ししてしまうという軽々しい感じが、不安感を煽る。
仕事のカバー範囲がオーストラリアになったからさー、どうせなら、みんなで行こう。 子供たちにも良い経験になるし。
楽観主義もとい、ネジ抜けてんじゃねーの?って性格の夫は、いつものごとく突拍子も無くそんなことを言い出した。
私は若い頃にシドニーに住んだことがあるから、知らん街じゃあないが…
今や子持ち。
独り身だった頃とは、抱えてるものが違う。
年くった分、海外舐めてかかったらいかん!と学習しちゃったし。
小学生男子と未就学女児が居て、外国のローカル通わせて学校トラブルとか悪夢。
行かないから。
日本の家で楽して待ってるから。
そう、喉まで出かかった。
でもさー。
日本で通わせてた、小規模な一貫校。
うちの小僧がちびっと飽きてるの、気づいてたんだよね。
物凄く不満ってわけじゃない、でも、ちょっと学校の方針に疑問が湧いたり。
PTA活動も嫌いではないが、同じことしてたら飽きるし。
と言って、おバカ男児から目を離して世間様に迷惑かけるのもいけないし。
ま、、、とりあえず行ってみるか。
日本の家は売らないで行くから、嫌になったら戻れるし。
子供たちに、今年はオーストラリアに引っ越すよー。 公立に通って貰うよー。 と告げたのが、2017年1月頃。 反応は、「また?」だった。
息子9歳、居住4ヶ国。
娘6歳、居住3ヶ国。
転校くらいでは動じない。
まあ、人生色々ある。
ieatishootipost シンガポールの超有名美食ブログ
シンガポールには、ものすごーく有名な美食ブログがあります。
個人のやっているブログって枠を超えて、立派に「評論家」の域に達していると言えます。 こちらを参考にしている日本人も多いし、食べに行った先で ieatishootipost に取り上げられました!と誇らしげに掲げてあることもとても多い。
中華圏の人々は、ミシュラン的な評論が大好きみたいで、ランキングサイトや有名美食家と言われる人物もたくさんいるようです。 シンガポールに限らず、香港も台湾も。
大陸も。 大陸は、その他の中華圏とは国が置かれている状況や住んでいる人々の情報量が違い過ぎるので、ちょっと違う部分もありますが。
ieatishootipost、Dr Leslie Tayという方が書いているようです。
見ての通り、中華系と思しきシンガポール人男性。
日本人の私とは、味覚的首尾範囲が違うこともあるのですが、それにしても素晴らしい情報量と、美しい写真の数々。
私は主に中華やマレー、プラナカンフードの検索にこちらを活用しているのですが、和食についての記事も多く見受けられ、改めて読んで、自分の感想と比べてみようかなーと思っています。
シンガポールは在住者や旅行者によるレストランレビューもとても多く、常日頃は日本語の記事で事足りてしまうのですが、、、実のところ、日本人が書いたであろう記事と、私の感想が激しく異なることも多いんですね💦
私の味覚が、日本人の平均値から大幅にズレているのかもと思い、もう少し様々なレビューを読み漁ってみようかと思っています。
いえ、味覚が日本人離れしたところで、別にいいんですけどね💦
貧乏舌だろうと、味オンチだろうと、本人がハッピーなら良いってもんです!
シンガポールにもある台湾レストラン「欣葉」
我が家は大好きな欣葉。
台湾行ったら、必ず2度や3度は食べます。
我が家は夫が脂っこいもの大好き、子供は揚げ物、私はそのどっちもあまり得意でない、、、という、実に気の合わない家族なので、全員が満足する店があんまり無いというのもありますが。 無いと言うか、もう考えるのもめんどくさいんでしょうね。 だったら海外旅行なんてかったるいことをしなければいいのに、、、
ともあれ大好きな欣葉です。
シンガポールにもありました。
それも、リャンコートと言う、在星日本人なら誰でも知っているショッピングセンター内に。 明治屋さんが入店しているため、日系食材を求めて週末は大にぎわいです。
買い物ついでに欣葉に寄れていいね!と大喜びで入りましたが、、、
なんかが違う、、、
いえ、美味しいのですけどね。
美味しいんだけど、やっぱり台北の店舗に比べると、ちょっと落ちます。
きれいで美味しそうでしょ?
でも少しずつ味が寝ぼけるっていうか。
ただ、シンガポールの生活に慣れるにつれ、これはシンガポールではかなり美味しい、上等で使い勝手の良い便利なレストランだとわかりました。
こちらは、ピーナッツとシラス的な小魚を揚げたもの。
干し貝柱の揚げ物はメニューに無かったのでこちらに。
これは棗とスペアリブの炒めの甘辛ソース和え。
美味しいんだけど、???って部分があるのは、素材のフレッシュさなのか、水なのか。 食材はほとんど輸入品で、熱帯ですからね💦
ローカルスーパーなどでは「おーい、しなびてるー」ってことがよくありました。
ウェットマーケットと呼ばれる生鮮市場に行けば、フレッシュなお野菜を安価に手に入れることも出来ましたが、とは言え持ち運び、取り扱っている間も熱帯なのです。
その辺り、日系スーパーが少々高くとも大人気だったのは、日本人の細やかな商品管理によるところも大きいのかもしれませんね。
欣葉は、日本人にも人気のようでございました。
ノベナにもあったようです。
NamNam Noodle シンガポールのフォー。
こちらはNamNam Noodleのフォー。
バインミーが美味しいお店の、本命というか看板商品ね。
この店はフォーもんまいッ!
薄味好きな方には、このまま食べて美味しいし、味濃いめが好きな方は、調味料を突っ込んでGO!
日本でも知られるようになったフォーってカロリー低め、ダイエットフードのイメージも強いようですが、味付け&トッピング次第だと思うの。
一般に、アジアンフードは調味料における甘い味つまり砂糖の割合が高く、油断すると大変なことになります。 甘辛い、甘酸っぱいテイストが多いでしょう。
美味しくって、癖になるけどね💦
小麦粉製品を避ける人も年々増えて来ているので、そういう向きには、ライスヌードルという存在はとても有り難いものです。
モチモチ、コシもしっかり、小麦の麺類に比べて、ふやけ難いです。 ちょっと置いても、そんなにのびない。
我が家は、娘が小さい頃に軽度の小麦粉アレルギーがあり、離乳食の定番であるうどんや素麺が食べられない時期がありました。 その頃はライスヌードルに随分助けられました。 小さい子ってたいがい麺好きで、ごはんをあまり食べてくれない時でも、「めんめんならたべる!」って言いがち。 それに、炊飯するよりも、子供の食べる分だけ少量調理可能な麺はとても便利。
スープヌードルも良いですが、汁無しのドライヌードルにして、作り置きのそぼろを混ぜたりしてもよく食べてくれました。
それにしても、日本に戻ってからフォーを食べたのは、ベトナミーズ全般のお料理をサーブするレストランばかり。食べるものが多くて、なかなかフォーに行き着かないのよね💦
フォー専門店とか、あっても良さそうなんだけどなー。
Hong Ha Hot Bread シドニーのベトナムロール!
私がバインミー、もといベトナムロールにハマったのは、シドニーはMascotマスコットという街で食べたからなんですねー。
全くの偶然で、何の気なしに買ったベトナムロール、、、オーストラリアではこう呼ばれています、、、が、実は地元でも超有名店のベトナムロールだったのです。
今でこそ、「シドニーで一番美味しいベトナムロールはどこの店?」何て記事がネットにもゴロゴロしている時代ですが、かれこれ15年以上も昔、「マスコットに物凄く美味しいベトナミーズベーカリーがある! あのベトナムロールを食べなければ!」と話題になっていたお店が、Hong Ha Hot Bread でした。 この店無くして、ベトナミーズロール・ブームは有り得ませんでした。 私にも、シドニーにも。
YouTubeまで。
見てるだけで私はハッピーです!
マスコットは空港近くの小さな何も無い街ですが、このベトナミーズロールのために訪れる価値有りです!!!
最高💓
空港〜ボンダイジャンクションの間のエクスプレスバスに乗り、マスコットショップスで下車すればOKです!!!
そう言えば、ベトナミーズロールが流行り始めた2003年頃だったか、このHong Ha Hot Breadオーナーの娘さんが身代金目当てに誘拐されたという噂があったのですが、あれは本当だったのでしょうか。
その頃私の英語力はまだまだ微妙過ぎて、事実を確かめるには至らなかったような記憶があります。
それにしても、今のベトナミーズロールブームを見るにつけ、
アタシその店15年以上前から知ってるわよーとか思っちゃうあたり、私も年をとったものです。
日本人にもこのお店が知られてて嬉しいです。
書いてるだけでシドニーが恋しくなってきましたので、何とか用事を見つけて、今年中には訪問したいと思っています。
独り身じゃなくなって以来、旅費も倍々で増えてしまいましたので、なかなか腰が重いんですけどね💦
シドニーはいつでも大好きな我が街です!
Nam Nam Noodle シンガポールでバインミー
こちらは、シンガポールで一番行った? 今現在も訪問時にリピートし続けているベトナミーズレストラン。 主力商品はこのバインミーと、フォー。
旧フランス領なのでバゲット。
それにバターとポークパテ、甘口のマヨを塗り、野菜と肉を挟んだもの。 ニョクマム(魚醤)もかかり、なかなか奥深い味わいです。
肉はハムやらチャーシューやらスパムミート的なものやら、色々。 肉の代わりに豆腐を入れてベジタリアンにすることも。
野菜はキュウリ大根ニンジンを細く切って、時には酢などで下味をつけたもの。 それに、葱やコリアンダーを入れます。
挟む物の組み合わせや、調味料の加減で味わいが変わります。
だから、味覚の合わないお店のだと、味が寝ぼけてると感じることもしばしば。
こちらのナムナムさんは美味しかったです!
メリハリのある味わい、フレッシュな野菜で、大好き!
私はこのバインミーという食べ物を、若い頃にシドニーで食べて以来大好きなのですが、私の知るバインミーのなかでもかなり上位にランクインするくらい、ナムナムは素晴らしいです!
在星者にも、しばしば絶賛されています。
これは、ホッカーセンター(屋台村)価格です。
チェーン店、しかも有名飲食店グループLes amis傘下とは言え、物価の高いシンガポールでは驚異的です。
日本でも食べたいなー💓